銀座 高橋洋服店

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2025年11月企画 ”CASHMERE FAIR”

2025.10.31

”CASHMERE FAIR”

 

企画開催期間

11月10日(月)~22日(土)

〈期間中全ての弊社ストックカシミヤ服地を30%OFFにてご提供いたします〉

 


秋も深まり、肌寒い日が続く今日この頃となりました。

背広やジャケット&トラウザーズのコーディネイトを組むのが楽しい季節となってきたのではないでしょうか。

私共がご提案する秋冬の素材として最も一般的な素材はウールですが、ウールより高級な素材がカシミヤです。ウールの原毛は羊ですが、カシミヤの原毛は羊ではなく、ヤギの中でも特にやわらかい毛を持つカシミヤヤギのうぶ毛で、一頭からわずか100~150グラムしか採れない貴重な素材です。

カシミヤが衣服の原料として使われた歴史は大変古く、中央アジアの高地、モンゴルやチベットでは紀元前から衣類や毛布に使われていたとされています。その後、13世紀から15世紀頃インド北部・カシミール地方の伝統工芸品としてパシュミナと呼ばれる手織りのショールが発展、これがカシミヤ織物の始まりとされています。

18世紀末、ナポレオン・ボナパルトがエジプト遠征の際にインドに立ち寄り、そこで手に入れたカシミヤのショールを妻であるジョゼフィーヌに手土産として渡し、それを彼女が愛用。当時、貴族社会のファッションリーダーだった彼女が身に付けたことをきっかけに、貴族の間で流行の的となりました。当時の貴族の女性はシュミーズドレスと呼ばれる大変に薄いドレスを着ていたことから、暖かいカシミヤのショールは瞬く間に広がり、現在でも当時の絵画にショールを纏った女性を見ることが出来ます。

その後、産業革命以降、英国を中心にカシミヤの紡績技術が高まり、パシュミナのような手織りの薄く極端に柔らかいものだけではなく、背広の服地にもなるようなしっかりとした打ち込みのカシミヤ服地も誕生し、現在に至ります。

現在では、カシミヤは軽く柔らかく暖かいという3拍子揃った高級天然素材としてその地位を確固たるものとしています。

繊維が非常に細く、肌障りが滑らかで上品なドレープを生む為、上質さを象徴する素材と言えるでしょう。


11月の銀座髙橋洋服店の企画は、カシミヤにフォーカスいたしました。

カシミヤは、“軽く、柔らかく、暖かい”という3拍子揃った高級素材です。希少性と生産コストが大変に高いことから、近年では価格も高騰しておりますが、私共の豊富なストックの中から今回に限り特別価格にてご提供いたします。

この機会にワードローブに加えてみられてはいかがでしょうか。

店頭で実際にお手に取ってカシミヤの肌触りの良さをご体感ください。


東京都中央区銀座4-3-9 タカハシ クイーンズハウス3F
営業時間:月〜土 11時〜19時
定休日:日曜日、祝日
TEL:03-3561-0505
ご来店予約はこちらから
https://www.ginza-takahashi.co.jp/reservation/

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